「ねぇ、絵里、そろそろ限界なんじゃない?」
「そうね、ちょと休ませてあげよっか」
爪先立ちの姿勢からやっと開放された玲子は、たまらず膝をついて四つん這いとなり、引き締まった腹を波立たせながら荒い息遣いを繰り返している。
「やだっ、先生ったら尻尾が生えてるみたいじゃん! でも、ワンちゃんみたいで可愛いわよ」
尻に鉛筆を突き立てられたまま四つん這いとなる屈辱的な格好を、新入生の美由紀に嘲笑され、恥ずかしさのあまり顔を伏せうなだれる玲子。
「とりあえずゆっくり休んでちょうだいね、先生。今日は可愛いゲストも来ていることだし、後でもっとハッスルしてもらうことになるんだから」
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